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病気辞典についての記載内容は、健康管理の参考としてお役立てください。気になる様子がある場合や、専門的なことは必ず専門医・獣医師に相談してください。


犬のリンパ腫とは

リンパ組織は犬の顎の下・脇の下・股の付け根・胸腔・腹腔など体の至る所に存在し、何らかの要因で遺伝子が傷つき、細胞が腫瘍化して固まりをつくって分化・増殖する病気が悪性リンパ腫あるいはリンパ肉腫という悪性の癌です。
犬の悪性リンパ腫の発生部位により、転移や他のリンパ節、及び多くの内臓や骨髄を侵すのがリンパ腫です。犬の悪性リンパ腫の発生率は全悪性腫瘍の
8〜10%を占めると言われています。

犬のリンパ腫の症状
犬のリンパ腫のステージ
犬のリンパ腫の種類
犬のリンパ腫とサプリメントは?

犬のリンパ腫の症状

犬のリンパ腫には種類があり、それぞれ犬の症状も異なります。
多中心型リンパ腫の犬の症状は食欲不振・元気消失・体重減少・発熱・貧血を起し、高カルシウム血症がある場合は多尿と多渇症の症状がみられます。
皮膚型リンパ腫の犬の症状は、口内炎のように見えたり、皮膚の湿疹・発疹で痒み等が初期症状で始まり、次第に潰瘍化し結節性になっていきます。
消化器型リンパ腫の犬の症状は、血便・下痢や血が混じった嘔吐物・腸閉塞や吸収不良・体重減少・食欲不振・低タンパク血症等が見られます。
縦隔型リンパ腫の犬の症状は、胸水・呼吸困難・咳・浮腫・高カルシウム血症多飲多渇・多尿・食欲不振・衰弱などが見られます。

犬のリンパ腫のステージ

リンパ腫 ステージI
1ヶ所のリンパ器官に限局限られる場合はステージⅠと分類。
(骨髄を除く。骨髄のみでリンパ球が増殖するのは白血病に分類される)

リンパ腫 ステージII
数ヶ所のリンパ節の腫脹。扁桃腺が侵されている場合も、いない場合もある。

リンパ腫 ステージIII
全身のリンパ節の腫脹

リンパ腫 ステージIV
肝臓・脾臓にリンパ腫が波及。全身のリンパ節に病変を伴う場合も、伴わない場合もある。

リンパ腫 ステージV
血液、骨髄、その他の臓器に発現。末梢血管や骨髄に腫瘍細胞が出現、
リンパ腫がリンパ器官以外の臓器に波及

<犬のリンパ腫のサブステージ>
各ステージは更に臨床的サブステージa(臨床症状なし)またはb(臨床症状あり)に分けられる。
臨床症状とは、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などの目に見える様々な症状のこと

サブステージa : 臨床兆候なし(元気・食欲があり、下痢・嘔吐の症状がない)
サブステージb : 臨床兆候あり
一般的にステージI〜IIIの状態である場合、いつもの調子と変わらず、
元気や食欲がある場合が多いです。ステージが進行するほど、予後が悪くなり、
またサブステージaからサブステージbに移行すると予後が悪くなる事が多い様です。

犬のリンパ腫の種類

多中心型リンパ腫
局所あるいは全身に発生する、犬では最も多い一般的なタイプです。
体のあらゆるリンパ節が腫れ、多くは顎の下が大きくなってから気付き、
食欲不振・元気消失・体重減少・発熱・貧血を起し、高カルシウム血症がある場合は
多尿と多渇症の症状がみられ、眼球異常も(ブドウ膜炎・眼出血)30%の犬にみられます。

皮膚型リンパ腫

皮膚および皮下組織へ腫瘍細胞が浸潤して起こり、変化に富んだ皮膚病変を
形成する皮膚型リンパ腫です。皮膚型リンパ腫は非常にまれですが、口腔粘膜に発生
する事もあり、皮膚の湿疹・発疹で痒み等から始まり、潰瘍化し結節性の病変へと
進行し、最終的には近隣のリンパ節や内臓への転移を起し全身へと進みます。
皮膚型リンパ腫の初期症状では肉眼では皮膚病との区別がつかないようです。

消化器型リンパ腫
消化管とその付属組織に発生する型で腫瘍が胃や腸の一部、限られた範囲に
発生するものや胃と腸の全体に及ぶものがあり、腸や腹腔が腫れます。
リンパ腫全体の5〜7%におこりメスよりオスに多いと言われます。出血性または
非出血性の嘔吐や下痢がみられ腸管にリンパ腫が広がっていると、腸閉塞や
吸収不良・体重減少・食欲不振・低タンパク血症等が見られます。

縦隔型リンパ腫(じゅうかくがた)・胸腺型リンパ腫
リンパ腫の内約5%に見られ、胸腔内にある前縦隔リンパ節又は胸腺、この両方に発生する
縦隔のリンパ腫です。リンパ節が腫れ、腫脹による気道の圧迫や、胸水が貯留し
肺が圧迫されることにより呼吸困難や咳が出たり、腫脹が前大静脈を圧迫するため
顔面や前肢に浮腫が出る事もあります。縦隔型のリンパ腫を発症した犬の約半数例は
高カルシウム血症が見られ、多飲多渇・多尿・食欲不振・衰弱などが見られます。

その他のリンパ腫(節外型)
リンパ節以外に出来るリンパ肉腫で、中枢神経・骨・心臓・鼻腔内・眼球等の限られた
場所に発生する極めてまれな型です。

犬のリンパ腫にサプリメントは?


「動物病院の先生に薦められて」「知人や家族に聞いて」「自分で調べて」など、一般的にサプリメントも必要とされていることがあります。健康を願って何かしてあげたいと思う時に与えられるのがサプリメントです。年齢や体重かかわらず、健康を補うためにはどんな状態でも無理せず続けられることが大切です。サプリメントは医薬品ではありませんので、与えることに不安がある場合は、獣医さんに相談したり、家族で話し合ったり、メーカーに問合せたりして、納得の上使用されることをお勧めします。サプリメントは足りない栄養を補って体の健康を補助する目的です。それぞれの状況や様子にあわせ選びましょう。


icon_check 体に良い食事をとりながらサプリメントを与えたい。

icon_check もっと!ずっと元気でいてほしい。

icon_check 与えやすいサプリメントが良い。

様々な理由で、健康を目的にサプリメントを使用!
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健康管理の参考としてお役立てください。
気になる様子がある場合は、早めに専門医への相談をお勧めします。


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